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カフェ・サン・マルコⅡ 放逐の地、流謫の空、日常の崖、超常の涯、僕たちの心臓はただ歌い出す


過ぎ越しの少年 歩いてゐる 環百道路の向こう側 不気味に流れる根無し草 道草模様の漂流者 あゝ帰らざる故郷…… 棲めばエル・ドラド…… 記憶のギャラリーで迷子になって…… 愚者の漬物石と隠者の糠床……
by Neauferretcineres
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メモ帳
わてが最近、買うた酒 のコーナー
Kloof Street Swartland Rougeクルーフ・ストリート スワートランド ルージュ 南アフリカ赤ワイン
ふつうアフリカワインのラベルには動物やら何やらの生き物やら野生的な風景やらが
描かれてるものだけど、Mullineux(マリヌー)のこのワインのラベルは
夕暮れ時に一瞬見られる不思議な色合いの青空のような、淡い青の地に
控えめな金色で文字が記されているだけ。
そこがいい。
味は濃厚。空に憧れる土の浪漫と情愛、いささかの辛苦。

はーどこあ詞集(31)――和田誠を送る歌

和田誠さんの『週刊文春』表紙が先月、とうとう終了し、
今月から新しい人による表紙に変わっています。
この8年間は過去の表紙を再掲載するアンコール企画が続いてたんだけど、
その間に和田さんも亡くなってしまったし、
いつまでもアンコールが続けられるわけでもないし、しょうがないけど、
やっぱりさびしいなあ……。
いつかはこの日が来ると判っていたし、
もっと早くてもおかしくはなかったけど、
ああ、いよいよ終わったんだなあ、と感慨無量、寂寞。
で、週刊文春の新しい表紙ですが、
3ヵ月ごとに担当イラストレーターが変わる”リレー方式”だそうです。
これまでの”静”からいっきに”動”にシフトした感じね。
今の世の中、とにかく変化や移り行きが速いから
それに応じてとことん激動迅速を目指すか、
それとも、そんなのどこ吹く風ととことん冷静沈着に徹するか、
どっちかしかないのかも知れないなあ……。
とにかく今回は、
和田誠さんの表紙の終了という、一大事件を受けてつくった、
自作の詞を載せることにします。

枕眉宇須マクラビウスはーどこあ詞集・その31

和田誠を送る


作詞:眉宇

作曲:枕眉宇須


遠い耳だけが聴き取れる、宇宙の音がある

遠い絵だけが解き明かせる、世界の謎がある


季節が巡るように、絵が巡り

都市を巡るように、絵を巡れ


ページを開く前に絵を開けば

わたしの日常に飛び込んで来るあなたの鳥


眼(まなこ)の炎で煙草に火を点(つ)け

人生のスクリーンに、浮世のスクリーンに

光を映し、闇をくゆらせ、星々は瞬く


そして面影たちとともに

永久(とわ)のメロディへと去りぬ……



和田誠さんは、音楽にも造詣の深い方でしたね!!






はーどこあ詞集(31)――和田誠を送る歌_b0420692_20115300.jpg

photo by Ardian Lumi


by caffe-san-marco2 | 2025-09-22 20:16 | 枕眉宇須はーどこあ詞集 | Comments(0)
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