カフェ・サン・マルコⅡ 放逐の地、流謫の空、日常の崖、超常の涯、僕たちの心臓はただ歌い出す |
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わてが最近、買うた酒 のコーナー
・新甘泉 梨の果肉と果汁があふれるお酒(国産リキュール 北岡本店) ドンキで売ってた梨リキュール。作ってるのは奈良県吉野の酒蔵。 鳥取県産の梨をぶちこんである。アルコール分は5度。 なんとなく日本海側のエキスを毎日ちょっとずつ摂取したいんよね……。 熟れつつも叙情にこの実は引き締まりて。 |
早く春にならんかな……。 3月が待ち遠しい!! 3月最初の金曜日からの3日間、 THE PRIVATESとブルボンズの対バン関西ツアー(大阪→京都→三重)が うららかに開催されるのよ!!
さすがに来週あたりから、 こたつから出ていかな、あかんな。 丹羽文雄『かしまの情』(新潮社刊)より① 欅の一枚板が、炬燵(こたつ)にのっている。黒光りして、ゆうに三十年は経っているだろう。木材というより人肌に近かった。冬の間は、部屋の基調がこの板に占められる。東京から戻った当座、萬龜(まき)は根がはえたように炬燵から離れなかった。厚い板に顎をつけ、都会生活の澱に若い神経がいためつけられ、その痛手が容易になおらない風に見えた。家人が気にしてのぞきこむと、眠っている。目を開けている時はぶしょうをきめこんで、板に顎をよせ、庭を通る紙漉職人を漫然と眺めていた。代々の和紙製造業である。正月三日間をのぞき、工場からは冷たい水の音が絶えず聞えた。こうして松の内を過ごした。萬龜は変化に乏しい田舎生活に退屈しはじめた。住いを追われて、その夜泊まるところがなく、不安な悲しい思いで歩きまわった東京生活がむやみとなつかしくなる。或る程度放浪癖もある。朝鮮から満洲を画をかきながら一人で歩いている。 「もの好きな奴だ。うちに居れば、住居も食べることも、心配ないし、好きな絵はいやというほど描けるのに、何故そう東京へ出たがるのか、判らない」兄がいう。 「刺戟がほしいの」 「部屋を当てがわれたばっかりに、そこの女中同様にこき使われてまで、刺戟がほしいのか。世田ヶ谷の會川という家では、四畳半を貸してくれた報酬として、お前を女中同様に扱っていたというではないか。ビューローに勤めていても、毎日遅刻をするし、絵は思うように描けないと、さんざんこぼしていたのを忘れてしまったのか」 「會川は出るわ。東京へいったらさっそく部屋をさがすわ」 「男で悶着をおこさないだけが、お前のとりえだ。しかし、萬龜も二十二になったのだから、自分の年齢ということも考えておく必要がある」 林檎と米をリュックに入れて、萬龜は長野から汽車にのった。幸い、座席があった。二十五、六の男と同席した。さっぱりした背広をきているが、都会仕立とはうけとれない。垢じみてもいず、着崩されてもいない。土に親しむ青年でもない。給料生活者にしては、どこかのんびりしたものを感じさせた。彼女が横にかけた時から青年は唄いつづけていた。流行歌である。節まわしに自信がないところに来ると、同じところを五度も六度もくりかえす。うるさいが、あまりの熱心さに、萬龜は注意をはらうようになった。正体が判らない。気が変ではないかと思われた。話しかけられる隙を与えてはならないと、つとめて彼の方を見ないことにした。 何個の林檎を食べましたか?
by caffe-san-marco2
| 2026-02-18 21:46
| 小説
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