カフェ・サン・マルコⅡ 放逐の地、流謫の空、日常の崖、超常の涯、僕たちの心臓はただ歌い出す |
![]() by Neauferretcineres カテゴリ
全体 パンク・ニュース ライブ情報・ライブレポート 雑記 詩 俳句 小説 戯曲・シナリオ 随筆・自叙伝・ノンフィクション・旅行記 対談・対話・鼎談・座談 人物伝・作家論 日記 評論 手紙・書簡 談話・インタビュー スポーツ・競技関係 歌詞 自分で撮った画像 自作の詞 載せます 月イチ連載 空に火星がある限り 日本のあの街この街と似てる世界の…… 試訳 キワドイてぃーしゃつ屋さん 枕眉宇須はーどこあ詞集 ジャズに散文《JAZZ&prose》 ノイズに韻文《NOISE&verse》 以前の記事
2026年 04月 2026年 03月 2026年 02月 2026年 01月 2025年 12月 2025年 11月 2025年 10月 2025年 09月 2025年 08月 2025年 07月 2025年 06月 2025年 05月 2025年 04月 2025年 03月 2025年 02月 2025年 01月 2024年 12月 2024年 11月 2024年 10月 2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 お気に入りブログ
【新潟のラーメン ごちそ... gyuのバルセロナ便り ... アリスの散歩道 swingin' god... HARDCORE KI... K-CLUB BARMY... 写真家・相原正明のつれづ... Archiscape magnets vint... Jazz Maffia ... Enjoy yourself! NON BAND BLOG 日々の営み 酒井賢司のイ... VEGA NEWS Soleilの庭あそび・... Habari yako? トライフル・西荻窪・時計... 梨の木日記 Silver Oblivion マルオのphoto散歩 コタキナバル・マレーシア... one's heart mako nishita... スリランカ カレー& ... ひとり山岳会 片雲の風 one man dog,... 藍が好き たんのだんのブログ ムッシュKの日々の便り un deux の「ほぼ... ようこそ風の散歩へ atelier cuis... VORTEX "ARTI... Triangle NY えんがわ ベッドルーム・ドローイング コントリ!(コントラバス... 阪急・阪神沿線文学散歩 livehouse mo... セレクトショップ REG... 【大航海時代から】 猫空くみょん食う寝る遊ぶ... SCENE 夢幻泡影 ヨーロッパ・てくてく・パ... 続マシュービ日記 笑わせるなよ泣けるじゃないか2 長野県 諏訪市 古着屋フ... daily-sumus3 書架の周辺 つれづれ日記2 IL LEONE 千林大... 最新のコメント
メモ帳
わてが最近、買うた酒 のコーナー
・新甘泉 梨の果肉と果汁があふれるお酒(国産リキュール 北岡本店) ドンキで売ってた梨リキュール。作ってるのは奈良県吉野の酒蔵。 鳥取県産の梨をぶちこんである。アルコール分は5度。 なんとなく日本海側のエキスを毎日ちょっとずつ摂取したいんよね……。 熟れつつも叙情にこの実は引き締まりて。 |
今年で20周年を迎える、心斎橋火影(ほかげ)でありますが、 おぉ、いつの間にかホームページがリニューアルされてますよ!! ステージと客のフロアが地続きで鏡張りの壁、 酒を入手するためにさらに地下へと潜入していき、 牢獄めいた酒場へと沈み込み、のめり込んでゆく……。 HOKAGEでは、客も自分のポジションを臨機応変に自ら見出していく、 そういう楽しみがあって、 直火でもええし、放射熱でもええし……。 平日だろうが週末だろうがお構い無しに、 HOKAGEでは連日連夜、物凄い激闘乱闘奮闘が繰り広げられておりますッ!!
というわけで、今回は激闘の話を。 子母沢寛『昼の月』より③ 次の日は、本当に鈴木氏に案内されて、「大市」のすっぽんへ行ったが、桜井は大喜びをしたが、大岸先生は、見ただけで気味が悪るいといって、酒ばかり飲んで帰って来た。 「桜井さんもとんだ下手物(げてもの)食いだね。あれぁひでえね」 酔って、そんな事をいって、帰る鈴木屋敷の門の前で、やって来た三橋先生とぱったり逢った。 「おい、厄介が起きたぞ」 「なんでしょうか」 桜井がそう言ったが、三橋は、まあまあ待てというような顔をして、先きに立って門を入って行った。 「今、ここへ来る時に、三条の川原に首のねえ侍の屍があったといって騒いでいたよ。面倒だから見にも行かなかったが、いよいよ目的のためには手段を選ばんという風潮が強くなって来た。こ奴を突き詰めて行くと」 と三橋は、ちょっと、四辺(あたり)を見て、 「結局は、戦さだね。はっはっは」 と笑った。 座敷へ入るとすぐ今度は大岸先生が、 「先生、厄介とはなんですか」 ときいた。 「実ぁね、来る二十日、城中で、また奥詰剣術方の試合があるとさ。公方様が滅法なお好きの御様子でねえ」 「え?」 「みんな味方なんだ、勝っても負けても厄介じゃあねえか」 「そうですなあ。で組合わせは定(き)まりましたか」 と大岸は、人柄だけに、本当に面倒な事だと思ったし、桜井は桜井で、この前江戸での事がある、勝つにしろ敗けるにしろ、なにかこうまるで関係のない世界のもの達までが、こっちをじろじろ見ているようでどうも面白くないものである――そんな事を思っている。 「いや、組合わせは目下男谷先生、伊庭先生、戸田先生など慎重に御詮議のようだよ。はっきりせんが、おれが早耳でもれきいたところでは、伊庭の若先生八郎さんにはわれら戸田隊の沢隼之助、榊原鍵吉さんには一刀流から男谷先生の門に加わった本所二ツ目の天野将曹さんなそうだ」 「ほう」 「ね、こういう組合わせから考えると、今度は多く同派同流の者を組合わせ、角力で言うと花角力という事になるんじゃあねえかな」 「そうですか」 「われわれ江戸でやったものは、今度は出れるか出れんかわからんな」 「それは結構な事ですよ」 と桜井はほっとした顔だった。 「しかし出れんのも少々しゃくだな」 という三橋へ、 「いやいいですよ」 と桜井。 「今度は大岸先生には是非出ていただきたいものだ」 「いやあ、死恥はかきたくない。わたしは真っ平だ」 と大岸先生は、本気でいそがしく手を振った。
by caffe-san-marco2
| 2026-03-08 11:25
| 小説
|
Comments(0)
|
検索
タグ
丹羽文雄
石和鷹
吉田知子
平野威馬雄
大江健三郎
草野心平
井上光晴
小川国夫
小栗虫太郎
大岡昇平
下村悦夫
イヨネスコ
飯沢匡
齋藤愼爾
関根弘
高見順
石原慎太郎
松永伍一
富岡多恵子
北原武夫
舟橋聖一
浅井愼平
パリ
花田清輝
国枝史郎
菊岡久利
直木三十五
綱淵謙錠
田中小実昌
シムノン
野村胡堂
ラドクリフ
寺山修司
長部日出雄
猿
羽仁五郎
子母沢寛
J.G.バラード
三好達治
水上瀧太郎
モラヴィア
モンテルラン
安岡章太郎
島尾敏雄
立原正秋
アナトール・フランス
統一教会
ラクルテル
梶山季之
ラフィク・シャミ
日沼倫太郎
椎名麟三
ケッセル
三島由紀夫
川崎洋
ヴァン・ヴォークト
室生犀星
深沢七郎
植草甚一
五木寛之
青山二郎
コピ
クラブクアトロ
辻まこと
大谷藤子
吉江喬松
ケレンスキー
薔薇
FIVE NO RISK
竹中労
エレンブルグ
クリスティナ・ドッドウェル
パブロ・ネルーダ
中里恒子
牧野信一
東郷青児
門田修
川崎長太郎
アイリス・マードック
友川カズキ
鐵槌
中村真一郎
エルサ・トリオレ
ラクダ
八田ケンヂ
横浜
蛙
泉鏡花
ラファエル・アルベルティ
メルボルン
マダガスカル
ローマ
蜜蜂
浅川マキ
アンドレ・マルロー
The End
サルトル
ドーデラー
ホフマン
柏原兵三
ライフログ
最新の記事
外部リンク
記事ランキング
ブログジャンル
その他のジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||