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カフェ・サン・マルコⅡ 放逐の地、流謫の空、日常の崖、超常の涯、僕たちの心臓はただ歌い出す


過ぎ越しの少年 歩いてゐる 環百道路の向こう側 不気味に流れる根無し草 道草模様の漂流者 あゝ帰らざる故郷…… 棲めばエル・ドラド…… 記憶のギャラリーで迷子になって…… 愚者の漬物石と隠者の糠床……
by Neauferretcineres
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メモ帳
わてが最近、買うた酒 のコーナー
新甘泉 梨の果肉と果汁があふれるお酒国産リキュール 北岡本店
ドンキで売ってた梨リキュール。作ってるのは奈良県吉野の酒蔵。
鳥取県産の梨をぶちこんである。アルコール分は5度。
なんとなく日本海側のエキスを毎日ちょっとずつ摂取したいんよね……。
熟れつつも叙情にこの実は引き締まりて。

小舟は遠ざかっていった――ビセンテ・ウイドブロ「離別」

今日は3月11日、
じつに寒い朝だった。

で、今宵は、
太平洋の遙か彼方の向こう岸、
チリの詩人の作品を読んでみましょうか。
題名は英語だけど、スペイン語の詩です。

 離別

  Depart

 ビセンテ・ウイドブロ

  Vicente Huidobro


小舟は遠ざかっていった

凹型の波に乗って


いかなる喉から羽もなしに

 歌が次々に飛び出してきたのか


煙幕とスカーフとが

風にはたはたと打ち合っていた


至点の花々が

咲き誇っていたのは虚空に向かって


そうして我々の泣き叫びは徒労だった

 花々を取り集めることもできずに


最後の詞は決して歌われることはないだろう


抱え上げた子供を風へと向けながら

女は浜辺からさよならを告げていた


 燕タチハミナ翼ヲポキント折リマシタ


小舟は遠ざかっていった――ビセンテ・ウイドブロ「離別」_b0420692_22273061.jpg

チリカルタヘナにある

ビセンテ・ウイドブロ博物館の映像をどうぞ!!



by caffe-san-marco2 | 2026-03-11 22:35 | 試訳 | Comments(0)
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